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2021「ごあいさつ」&「ひとりごと」

長年共にした右のヒザが一部人工関節となった。

左のヒザは辛うじて削るだけで済んだが、両足同時手術で不自由な日々を過ごした。

時はコロナの真っ只中で、入院、リハビリ中にも一切面会は叶わなかった!

東京に住む長男や次女が差し入れで来院の際にも顔を会わせていない。

入院中の孤独解消は専らタブレットでの映画鑑賞となった。

最大の孤独は手術から2週間後、ひとり退院手続きをすませタクシーから羽田空港に降り立った時で、リュックを背負ってはまだ、ちゃんと歩けない自分を悟った時だった。

家族は係員の介助を段取ってあったのだが、お世話になる方法を知らず、長い時間をかけ辛うじて飛行機に乗り込んだ。

家族の付き添いをも阻むコロナを恨めしく思ったものだ。

それから半年、ちゃんと地面を捉えて歩けるようになった!

現代の医学とリハビリの技術に感謝している。

医師は正座以外の行為は何でもOK!

35年持つので、山登り、ゴルフ、どうぞおやりなさいと推奨してくれた。

リハビリの先生からは正しい歩きの基本動作を教わった。

約10年ほど遠のいていたゴルフをリハビリと称して今年から始めよう!

「神の使い」とされる牛。

「芽が出る」を予感させる丑年。

2021年が縁起が良い年となる事を期待して、牛のごとく一歩一歩、大地を捉え、誠実に一年を邁進していきたい。

この時代にあった、的を得た「住まいの情報」をこの一年お伝えして参りたいと思います!

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(株)前木組 代表取締役 前木繁孝

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